2011/10/08(土)

iPhone 4S と Knowledge Navigator

iPhone 4S がついに発表されましたね。
10/14(金)の発売日には、様々なメディアでまた報道されるでしょう。

筐体デザインは4と同じですが、いくつか新機能が搭載された iPhone 4S。
その中でも要注目なのが、音声アシスタント「Siri」。
iPhone 4Sに音声で質問すると、音声で回答してくれるという機能です。

例えば、Siriに「家に着いたらお母さんに電話することを思い出させて」と言うと、アドレスブックから「お母さん」を探してくれます。
あるいはSiriに、「この辺りの交通状況はどうかな」と尋ねると、現在位置から「この辺り」がどこかを判断することができます。
Siriはまた、電話をかけたり、テキストメッセージや電子メールを送ったり、ミーティングやリマインダのスケジュールを組んだり、ノートを取ったり、インターネットを検索したり、地域のビジネスを見つけたり、道順を取得したりなど、様々なことができます。
また、尋ねるだけで答えを得たり、調べものをしたり、複雑な計算を行なうことさえできます。

(... アップルのプレスリリースより引用)

電話やメールができて、ネットから情報を取得したり、音声で受け答えができるタッチ操作のデバイス。

これを見て、すぐに「Knowledge Navigator」を連想した古くからのAppleファンも大勢いたのではないでしょうか。
モリモトもその一人です。

「Knowledge Navigator」とは、1988年にAppleが提示したコンセプトマシンの名称です。
当時のAppleは、このマシンを21世紀までに開発することを目標としていました。
「Knowledge Navigator」のプロモーションビデオも発表されています。




モリモトがこの動画を観たのは、さらに数年後のアップル主催のセミナー会場ででした。
当時のアップル日本法人の人が、「Knowledge Navigator」関西弁吹き替えバージョンを勝手に作ってたり、山岡さんが Windows を disっているシーンを嬉しそうにスライドで紹介していたのが印象に残っています。


美味しんぼの山岡さん


それはともかく当時は、「Knowledge Navigator」とはなんて未来的なマシンなのだ!スゲー!
と素直に感動していました。
あれから20年、とうとう「Knowledge Navigator」を実現するデバイス= iPhone 4S が発売されるわけです。
なんだかものすごく感慨深いですね。


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