2005/07/11(月)
「ユート」打ち切り
今週の週刊少年ジャンプで「ユート」が終わってしまいました。現在の連載陣の中ではかなりお気に入りで、もうだいぶ前から巻末が定位置になってて心配してましたが、実に残念です。
打ち切られ方も、今後の展開をダイジェストで見せるやり方でなんだかモヤモヤします。
単行本の方で 50 ページ以上の描き足しがあるみたいだけど、本来作者が描きたかったストーリー全体からすればまだ足りないんじゃないでしょうか。
潔く「俺たちの戦いはこれからだぜ!」的な終わり方なら諦めもつくんやけどなぁ。
「ライジングインパクト」みたいに連載再開されへんかなぁ。
個人的に「ユート」の面白い所は、北海道でロングスケートをやっていた主人公の瀬尾雄斗が東京に引っ越して来て試合はおろか練習する場所もない状況に置かれるところやね。
それと雄斗の父親が息子のスケートに対する情熱に無理解なところね。
練習する場所もなければ親も非協力的 (キツくて履けなくなったのに新しいスケート靴を買ってくれないとか) とまさに逆境状態で話が始まる訳ですよ。
ここから北海道の大会に再び参加して宿命のライバルと戦うところまでどうやって話を転がしていくのか、すごいわくわくして毎週読んでたんだけど‥‥。
やっぱし地味な展開が続いてたから小学生とかにウケへんかったんかなぁ。
親が息子のやりたい事をやらせてくれないところとか、スケートをずっと続けるためにはお金がいるんだと言ってるあたり、昔コミックボンボンで連載してた「おれのサーキット」を思い出すねぇ。
きっと「ユート」の連載がもっと続いていれば「おれのサーキット」みたいな熱い展開が待ってたはずなんやけどなぁ、きっと。
いや本当に残念。
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